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山本昌が高校生9投手を診断。
「ドラフトでダブル獲りしたい」逸材は? (6ページ目)

  • 菊地高弘●文 text by Kikuchi Takahiro
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki,Sueishi Naoyoshi,Nikkan Sports

最速148キロのストレートとキレ味鋭い変化球で三振の山を築く静岡商・高田琢登最速148キロのストレートとキレ味鋭い変化球で三振の山を築く静岡商・高田琢登高田琢登(静岡商/178センチ・77キロ/左投左打)

ボールにキレがあり、曲がりの大きなカーブを投げられる左ピッチャーらしい投手だと感じました。コントロールもまとまっていますし、腕を強く振れるのもいい。ストレートと変化球で腕の振りが変わらないのもいいですね。タテのカーブを投げられるということは、腕が高い位置から出ている証拠。これからも生かしてもらいたいですね。惜しいのは、せっかく高い位置からリリースできるのに、早い段階で軸足(左足)のヒザを自ら折って体重移動に入ること。高い位置から体重移動できたほうが、もっと角度がついていい球がいくはずです。粗削りではありますが、貴重なサウスポーですから欲しがる球団は多いでしょうね。

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