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スカウトが甲子園交流試合、好投手を
ガチ評価。契約金1億と評されたのは? (2ページ目)

  • 田尻賢誉●文 terxt by Tajiri Masataka
  • photo by Ohtomo Yoshiyuki

桐生第一戦に先発し5安打2失点で完投勝利を収めた明石商・中森俊介桐生第一戦に先発し5安打2失点で完投勝利を収めた明石商・中森俊介中森俊介(明石商3年/181センチ・79キロ/右投左打)

「ストレートの球威があって、変化球もいい。しっかりピッチングの組み立てができるのが魅力です。1年の時からあれだけ投げたらケガをしても不思議ではないのですが、それもない。体の強さも評価できます。すでに完成していて伸びしろがないという声もありますが、そんなことはありません。高校時代の松坂大輔も同じことを言われていましたが、プロに入ってからも成長を続けました。もっと体ができあがってくれば、さらなるスケールアップが期待できると思います」(スカウトA氏)

「派手さはないけど、投手としての能力は高いですし、確実に仕事をする選手になるでしょう。冷静だし、打者を見て自分で力をコントロールできるのはすごいこと。ドラフト1位の可能性は十分にあると思います」(スカウトB氏)

「ストレートは150キロを超えるし、スライダー、チェンジアップなど変化球もいい。涌井秀章(楽天)や有原航平(日本ハム)のようにローテーションに入って、しっかり投げる"イニングイーター"になるでしょう。あとは体力をつけるだけ」(スカウトD氏)

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