スカウト「ここまで伸びるか!」。
智弁和歌山・小林樹斗が自己最速を次々更新 (3ページ目)
昨年夏、甲子園で投げ合い、目標としている奥川を意識したフォームのように見えるが、小林の見つめる先はまた別のところにある。
「150キロは目標にしてきましたが、チームがどう勝てるかを考えながら投げることが大事。これからもその気持ちを忘れないようにしたいです」
宿敵・市和歌山を倒し、4年連続で夏の和歌山を制した。決勝の初芝橋本戦で小林は、またしても自己最速となる152キロをマークするなど、心身とも万全の状態で8月17日の甲子園交流試合に臨む。尽誠学園(香川)との試合で、最高のピッチングを誓う。
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