残酷でも切ない現実。センバツ交流戦出場の
山梨学院監督が下した決断

  • 元永知宏●取材・文 text by Motonaga Tomohiro
  • photo by Sankei Visual

『ラストゲーム』に出る控え選手が19人、代替試合と甲子園交流試合に臨むのが11人。

「終わりの時期は一緒ではないけど、最後まで力いっぱい走り抜こう。これからの2カ月間を、恩返しの時間にしてほしい。高校で野球をやらせてもらってありがたいと思うなら、最後までやり切ってほしい。親からすれば『3年間、充実した時間を過ごせた』という言葉が一番うれしいんじゃないかな? レギュラーになれたかどうか、甲子園に立てたかということよりも」

 3年生にとっての高校野球は残り2カ月を切った。これからいくら頑張っても甲子園の頂点に立つことはできないが、自分で最後を締めくくることはできる。その姿を仲間がしっかりと見ているはずだ。

 残された時間が、彼らにとって忘れられないものになることを切に願う。

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