今夏は2年生が凄かった。
甲子園で光った100回大会の主役候補たち (4ページ目)
ちなみに、坂本の高校時代のバッティング練習は、ほとんどの打球がセンターから右方向へ集中していた。常に"インサイドアウト"のスイングを心掛けていれば、左方向へはいつでも打てる――その意識が、坂本のバッティングのメカニズムをプロ仕様にしていった。太田もぜひ参考にしてほしい逸話だと思う。
この夏の甲子園で輝いた多士済々の"スーパーミレニアム世代"。当然、甲子園出場を果たせなかった逸材は、まだまだ全国にいっぱいいる。そんな2年生のうち、記念すべき第100回出場を果たせるのは......あと1年、今から胸ときめかせて待つことにしたい。
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