ほのか、お座りポーズに「いた~い」と絶叫。ポールダンスで重力と闘う

  • 津金壱郎●取材・文 text by Tsugane Ichiro
  • 佐野隆●写真 photo by Sano Takashi


ほのか連載:『ハピ・スポ・タイム』 第16回 ポールダンス編(2)

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 前回からポールダンス編が始まった『ハピ・スポ・タイム』。今回も引き続きほのかさんがポールダンスに挑戦した。

 前回が初めての挑戦ということで、基本の姿勢やポールへのぶら下がり方などを教えてもらったが、今回チャレンジするのはポールダンスの"技"。いよいよ、その醍醐味へと足を踏み入れていくことになる。

 技を繰り出すためには、まずはポールに登っていかなくてはならないため、インストラクターのyamadoriさんから最初にレクチャーされたのが、ポールの登り方。右足の甲を使い、両脚の内ももでポールを挟むように動きを止めたら、身体をポールの横にずらして右腕をポールの前に出して胸を張る。

 そう説明しながら、インストラクターのyamadoriさんが簡単に技を決める。さすが世界チャンピオン、ひとつひとつの動きが美しい。

 それを見ていたほのかさんは、「できるかな」と不安げにつぶやきながら挑戦した。

 右足の甲をポールに引っ掛けて、ヒザの内側をポールに押しつけるものの、ほのかさんは「全然、ヒザに力が入らない」と苦戦。

 それでもyamadoriさんのアドバイスを受けながら、なんとか離陸に成功。

 あとは左足のかかとをポールの前からひっかけながら、左足のふくらはぎをポールに押しつければ、身体は止まるというところまできた。

「いい感じ! いい感じ!」とyamadoriさんから声が飛ぶも、ほのかさんの左足は外れてしまい、お尻から降下モードへ。

「ヒザが外れちゃうと止まらないので、しっかり止めましょう!」とyamadoriさんに言われたけれど、時すでに遅し。

「止まっていました?」

 ほのかさんはそう確認したけれど、少しずつズリズリ落ちていました......ハイ。

 そんなやり取りのあった後、yamadoriさんから別の登り方が提案される。ほのかさんの動きを見て「お尻を上げづらそうだったので、こっちの方が合うかな」と直感したからだそう。

 右足のポールへのセットの仕方は、最初に教えてもらったやり方と同じ。セットしたら階段を踏み込んで登るように身体をポールの上方へと持ち上げる。持ち上がったら、すかさず左足もセット。左右の足をポールに押しつけるイメージで、ヒザはなるべく伸ばすのがポイント。

 説明を聞くや早速トライするほのかさん。この登り方だとあっさりポールの高い位置まで体が上がっていく。ただ、そこからの動きで苦しそう。

「う、動けない」

 そう言いながらも、なんとか上体をポールの横にずらし、右腕をポールの前に出して胸を張ろうと奮闘する。

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