傳谷英里香さん、スイムの水を捉える感覚を掴む! 上達する練習法とは?

  • photo by Noto Sunao(a presto)

『傳谷英里香のGo for it!トライアスロン-Road to HONOLULU』
第24回●水を捉える感覚を掴むためのドリル(第23回はこちら>>)

トップス:テックシールドジャケット/パンツ:テックシールドパンツ/水着:エクサースーツミディアムカット、アクアフィットネス用セパレーツ(ミズノ)トップス:テックシールドジャケット/パンツ:テックシールドパンツ/水着:エクサースーツミディアムカット、アクアフィットネス用セパレーツ(ミズノ)●手の動きを分けて練習し、水を捉える技術を磨く

 傳谷英里香(でんや・えりか)さんが、今年5月に開催されるホノルルトライアスロン完走を目指してトレーニングを実施中! 指導担当は、湘南ベルマーレ・トライアスロンチームのヘッドコーチで、アスロニア・トライアスロンアカデミーでもディレクター兼ヘッドコーチを務める中島靖弘コーチ。レッスンの第24回は、水を捉える感覚を掴むためのドリルを学びます。

中島靖弘コーチ(以下:中島コーチ)今回は、スイムのドリルをいくつか紹介したいと思います。このレッスンの第5回で「スカーリング」という動きを学びましたが、覚えていますか?

傳谷英里香(以下:傳谷)水を捉える手の動きですね。

中島コーチ そうです。両手で渦を作り、水を捉える感覚を掴んでもらいました。その際に、肘を立てること、水を最後まで押すことなどを説明したと思うのですが、そのすべての動きを一気に向上させるのは難しいですよね。なので、一連の動きを分けて集中的にトレーニングする方法を覚えましょう。

傳谷 よろしくお願いします!

中島コーチ では、水に入る前に陸上で動きを確認します。前にスカーリングをやった際は、肘を固定した状態で手を横に動かし、水の抵抗を感じてもらいました。これを少し変化させて、自分の体の方向に抱え込む動作にしていきます。まずは両手でやりますが、常に指先をプールの底に向けたまま肘を動かすことを意識してください。目の前にあるものをかき込むようなイメージで、徐々に左右交互に動かすようにしていきましょう。

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