内田理央さんがコースデビュー！　人生初のティーショットの行方は？ (3ページ目)

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内田　それで、左足の内側でしたっけ？

関コーチ　そうです。内側のかかとの線上にボールを合わせてください。

内田　はい。

関コーチ　ここで、コースでよりナイスショットを生みやすくするためのルーティーン。

内田　ルーティーン!?

関コーチ　プレショットルーティーンと言います。打つ前の手順という直訳です。これをご説明します。

内田　お願いします。

関コーチ　まずこちら（ボールの後ろ）に来ていただいて。

内田　（移動する）

関コーチ　素振りをします。ここで気をつけていることや、こうしなきゃなというのをリハーサルします。１回か２回くらいですね。

内田　（素振りする）

関コーチ　素振りが終わりましたら、片目をつぶっていただいて、クラブの中でボールと向こうの打つ目標を一直線上に結びます。

内田　結びました！

関コーチ　そうしましたら、一直線上のボールのちょっと先に目印になるゴミなどを見つけます。ボウリングで言うスパットですね。

内田　はい！　見つけました！

関コーチ　次にボールの横へ行き、クラブのフェース面をその目印に向けます。前回やったパッティングと一緒で、フェース面の向きが飛ぶ方向になりますので、この「向き」はめちゃめちゃ大事です。

内田　なるほど。

関コーチ　それで一旦足を揃えて、フェース面を目標に向けてクラブを握ります。ちゃんと向いたことを確認してから足を開きます。......もうあとは打つ感じです。

内田　おお、すごい。ドキドキするー!!

関コーチ　では行ってみましょう。

内田　（打って）ああーっ。どっか行っちゃった！（やや左に飛ぶ）

関コーチ　人生初ショット！　当たった！

内田　当たったけど、変な方向に行っちゃいましたね。

関コーチ　いや、これでもなかなかすごいことです。

内田　えっ？　そうなんですか？

関コーチ　空振りなしで人生初ショットが前に進むって、なかなかすごいことです。

内田　ちょっと感動です。人生初。

関コーチ　どうですか？　気持ちよかったですか？

内田　気持ちいいです。ただやっぱり真っすぐ飛ばなかったっていう反省点のほうが......。