ガールズグランプリ優勝&全GⅠ制覇に「あまりにもうまくいってしまっている」と佐藤水菜 敗れた選手たちは「優勝以外意味がない」と悔しさ語る
年間グランプリスラムの偉業を達成した佐藤水菜 photo by Takahashi Manabuこの記事に関連する写真を見る
がむしゃらにゴールまで頑張った
それは大本命が見せた圧倒的な強さだった。
12月29日(月)に平塚競輪場で行なわれた「ガールズグランプリ2025」は佐藤水菜(神奈川・114期)が制し、2年ぶり2度目の栄冠を手にした。
「今日は自分で先行し、自力を出して頑張りたいってアップの前に決めていたので、(そのとおりに)力を出せて優勝できたので、すごくうれしいです」
佐藤は2025年に行なわれた4回のGI開催もすべて制覇し、このグランプリも勝利したことで、史上初の「年間グランプリスラム」という大偉業を達成。前人未到の大記録に満面の笑みで喜びを口にした。
今回のガールズグランプリには、佐藤に加え、今年1月から競輪祭女子王座戦最終日(11月21日)までの獲得賞金上位選手の、児玉碧衣(福岡・108期)、久米詩(静岡・116期)、梅川風子(東京・112期)、尾崎睦(神奈川・108期)、坂口楓華(愛知・112期)、山原さくら(山口・104期)の計7選手が挑んだ。GI開催4冠という実績はもちろん、今年15戦14勝という驚異的な勝率を誇る佐藤が大本命に推される一方、昨年11月まで自転車競技のナショナルチームに所属し、今年からガールズケイリンに専念している梅川、2018年から3年連続でガールズグランプリを制し、今年4月のオールガールズクラシック準決勝で佐藤に先着した児玉、さらに平塚をホームバンクとする尾崎らが、佐藤の年間グランプリスラムを止められるかに注目が集まった。
16時30分、1650mで争われるレースのスタートの号砲が鳴る。まず先頭に立ったのは尾崎。続いて梅川、久米と続き、佐藤は4番手。さらに坂口、山原がその後方につき、児玉は最後尾で隊列ができた。
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