検索

大阪・関西万博に巨大ふとももが登場 競輪の魅力を発信するブースにある多彩なコンテンツと楽しみ方 (3ページ目)

  • PR ハル飯田●取材・文 text by Haru Iida

競輪とJKAの取り組みを伝えるために

 さらに、ブース中央に設置された巨大モニターでは、実際のトップ選手の脚を3Dスキャンしたモデルが登場してランウェイを歩く「ふとももグリーティング」も放映。このブースを目当てに万博を訪れた競輪ファンからふらりと立ち寄った人まで、多くの来場者が、ふとももとの記念撮影を思い出に残していた。

なかにはお手製のお面をつけて記念撮影した人も photo by Photoraidなかにはお手製のお面をつけて記念撮影した人も photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る「JKAは大阪・関西万博にプラチナパートナーとして協賛していて、この機会に社会に役立つ活動に取り組んでいることを知ってもらいたかった」と話すのはJKAの当プロジェクト担当者。ふだん競輪場に足を運ばない人に、競輪の魅力と、JKAの取り組みを伝えるために意識したのが「ハードルを下げること」だったという。

 巨大なバルーンをはじめ、「ふともも」という誰にもわかりやすく、そして競輪選手のすごさが詰まった部位にフォーカスしたブースを楽しんでもらうことで「万博で競輪に触れた」という人を増やしていくことが、今後の取り組みやファン層の拡大に繋がっていくと考えている。

 来場者が自ら自転車をこぎ、タイヤの回転を動力にして削った氷を氷のうに入れてプレゼントする「チャリ氷」コーナーも、この展示ブースと万博内のフェスティバル・ステーションに設置。記録的な猛暑のなかで万博を訪れる人々に涼やかな体験と、自転車を身近に感じる思い出を届けている。

自転車を漕ぐことで氷が削れる「チャリ氷」 photo by Photoraid自転車を漕ぐことで氷が削れる「チャリ氷」 photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る すでに1800万枚以上のチケットが販売されているという万博(8月8日時点)。日本のみならず世界中から注目を集めるこの一大イベントでの展示は、今後の競輪界にポジティブな変化をもたらすのではないだろうか。

来場者がメッセージを書き込めるコーナーには、新たな世界に触れた人々からの喜びの声が集まっている photo by Photoraid来場者がメッセージを書き込めるコーナーには、新たな世界に触れた人々からの喜びの声が集まっている photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る

フォトギャラリーを見る

3 / 3

    キーワード

    このページのトップに戻る