大阪・関西万博に巨大ふとももが登場 競輪の魅力を発信するブースにある多彩なコンテンツと楽しみ方 (2ページ目)
選手と走り、競輪の世界を知る
映像で競輪の奥深さを伝えるコーナーとは打って変わって、体を目いっぱいに使って競輪選手のスピードに挑戦できる体感型イベント「Challenge!ふとももライド」も実施。ここではワットバイク(インドアバイク)にまたがって画面内のバーチャル空間をトップ選手と競走しつつ、全力走行のスピードを計測できる。
選手に迫る時速60キロ超えのトップスピードを記録する人もいれば、初々しくバイクにまたがり懸命にペダルを漕ぐ子どもたちの姿も。「ふだんはなかなか自転車に乗る機会がない」という9歳の男の子は、ペダルに足を固定する競技仕様のワットバイクに四苦八苦。「絶対に(競輪選手に)負けないつもりだったけど、速かった。競輪という言葉は知っていたけど、今日初めてちゃんと知ることができて面白かった」と選手さながらの前傾姿勢でバーチャルバンクを楽しんだ。
選手に挑戦。子ども用のバイクも設けられている photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る
同じ建物内には、オールスター競輪でファン投票の男子1位の古性優作(大阪・100期)、女子1位の児玉碧衣(福岡・108期)、そしてナショナルチームにも所属する中野慎詞(岩手・121期)や佐藤水菜(神奈川・114期)ら現役トップ選手が、動画で競技への思いを語るコーナーが設けられている。また過去の貴重な映像とともに競技の歴史を振り返るパネルや、世界との関わりを紹介する展示へと続いている。
トップ選手からのメッセージ動画も photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る
貴重な過去のレース映像が見られる photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る
さらにJKAの補助事業による支援活動を紹介する「Support!ふとももソーシャルアクション」コーナーも設けられている。描かれた街並みに潜むミャクミャクにタブレット端末のカメラを向けると、社会のさまざまなシーンを支えるJKAの補助事業が写真や文章で紹介され、意外な、そして身近なところにある"JKAとの繋がり"に気づくことだろう。
社会を支えるJKAの補助事業に触れられる photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る
2 / 3