大谷翔平、WBCとの契約 dip BATTLES、さいたまブロンコスのチーム保有 スポーツに積極的な姿勢をみせるディップの思いとは
熱い思いを語る、ディップ株式会社 冨田英揮代表取締役社長 兼 CEO
dipの使命
「dream、idea、passion」
(ドリーム、アイデア、パッション)
この頭文字「dip」が社名の由来となっているディップ株式会社。その創業者であり代表取締役社長 兼 CEOの冨田英揮氏は今、スポーツ支援や事業に向けて積極的な姿勢を見せている。
「夢を持つことの素晴らしさ、その夢の実現のために必要なアイデアの大切さ、そして夢の実現に向けた情熱。このドリーム、アイデア、パッションがスポーツにはすべて含まれているんです」
そう語る冨田氏は、続けて、「これら3つの大切さを社会に伝えていくことが我々の使命」と力を込めた。その言葉どおり、同社は近年、ロサンゼルス・ドジャースの大谷翔平がブランドアンバサダーに就任し、Dリーグのチーム『dip BATTLES(ディップ・バトルズ)』を結成して参戦。さらに2026年3月の『2026ワールドベースボールクラシック東京プール』のメインスポンサーとなり、この6月にはBリーグの『さいたまブロンコス』の新オーナーにもなった。
矢継ぎ早だが、冨田氏はかねてよりスポーツに注目していた。その萌芽は2009年のWBCにさかのぼる。
「イチローさんの活躍もあって、日本はドラマチックな勝ち方で優勝してすごく盛り上がりました。私はロサンゼルスまで観に行っていて、とても感動したことを覚えています。そのときに初めてWBCに広告を出したのですが、冠スポンサーはすごくインパクトがあるなと感じました。当時の弊社の力では、そこに広告を出すことは当然無理だと思っていましたので、将来、そこに広告を出せるような会社になりたいと思いました」
スポーツへの支援や事業について話す冨田氏 当時のWBCでは世界的なハンバーガーチェーンがスポンサードし、「世界をつかもう」のキャッチフレーズで応援キャンペーンを展開。このフレーズがまさに日本チームの活躍とリンクして多くの人々の記憶に刻まれるなど、広告としても最大限の効果を発揮した。
そのときから冨田氏は「いつかは自分たちも力をつけて広告を出したい」という思いをひとつのモチベーションとして本業に邁進した。そして会社の規模が徐々に拡大。機が熟しつつあった2023年3月、再びWBCを観戦したときに、大谷翔平の活躍に目を奪われた。
「東京、マイアミも含めてWBCはすべて現地観戦しました。非常に劇的な試合の連続で、私は涙が出るほど感動しました。当時、大谷選手は日本のヒーローになっていましたし、私は以前からすばらしい方だと感じていました。そのときに我々の使命である、ドリーム、アイデア、パッションを社会に伝えていくためには、大谷選手以上の方はいないと思いました。また同時にWBCへのメインスポンサーも真剣に考え始めました」
そして2023年12月に大谷翔平と契約し、同社のブランドアンバサダーに就任。2025年3月には来年東京ドームで開催される「2026 ワールドベースボールクラシック東京プール」のメインスポンサーになることが発表された。
dipがWBC東京プールのメインスポンサーとなる
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