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モーグル界の世界的トップ選手6人が札幌に集結 超豪華レッスンに子どもたちは「すごい」と感嘆 (2ページ目)

  • text by Sportiva
  • photo by © T-world / Taro Tampo

 この「WORLD MOGUL CAMP by UNIQLO」に参加したトップ選手のなかで、北京五輪でメダルを獲ったウォルター・ウォルバーグ、ミカエル・キングスベリー、堀島行真の3選手に、メダル獲得による反響や、それぞれの国のモーグル事情などについて話を聞いた。

北京五輪のメダリスト3選手北京五輪のメダリスト3選手

スウェーデンに新しい風が吹いた

――北京五輪でメダルを獲得して、周りの反響はどうでしたか。また変化があったことも教えてください。

ウォルター・ウォルバーグ(以下ウォルター)僕のメダルは、スウェーデンのモーグル界にとって初めてのメダルだったので、スウェーデンに新しい風が吹きました。それによって、メディアやスポンサーを含めて、興味を持ってくれる人がたくさん増えましたし、モーグルをする子どもたちもたくさん増えました。スウェーデンのモーグル界の成長の一助になれたことがとてもうれしいです。

ミカエル・キングスベリー(以下ミカエル)僕の場合は、そんなに変わりはないです。これまで3つのメダルを獲得していて、2014年のソチ五輪の銀メダルが最初で、北京五輪の銀メダルは3つ目でした。だからそんなに生活に変わりはなくて、毎シーズン毎シーズン、気持ちを新たに滑っています。2026年にはまた五輪(ミラノ・コルティナダンペッツォ大会)があるので、そこにフォーカスしていきたいと思います。

堀島行真(以下 堀島)五輪が2022年2月に終わって、ここまでの間にワールドカップもありましたし、自分のことでいうと、結婚もしました。振り返ってみると、スキーだけではなくて、私生活でも変化があって、改めてよかったなと思っています。五輪でメダルを獲得したことで、人前に出ることが多くなってきたので、モーグル界を引っ張っていくような存在になれたらなとさらに思うようになりました。

ウォルター・ウォルバーグウォルター・ウォルバーグ

――ウォルター選手はユニクロのウエアで北京五輪を戦いました。実際に自分たちのフィードバックを取り入れたウエアの着心地や競技に適した部分などを教えてください。

ウォルター ユニクロからサポートしていただいているスキーウエアは、競技で最高のパフォーマンスを発揮できるようにすべてカスタマイズしてもらっています。とくにパンツの仕上がりがとてもよく、マイナス15度の中国でも、15度の札幌でも、どんな気温や天候でも状況に応じて動きやすく履きやすいパンツです。これらを着て戦えることに誇りを持っていますし、ユニクロが2026年のミラノ・コルティナダンペッツォ五輪までサポートを延長してくれたことをとてもうれしく思います。

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