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中村俊輔が自ら学び考えた小学生時代の練習法と仲間との思い出。親は「手を掛けないで目を掛ける」ことが重要 (3ページ目)

  • PROMOTION text by Sportiva
  • 能登 直●撮影 photo by Noto Sunao(a presto)

サッカーは助け合いの精神を自然と学べる

――中村さんがおっしゃるように、子どもの成長を促すための親のサポートは本当に大事だと思います。そのサポートの観点からいうと、中村さんも目指していたという「JFA 全日本U-12サッカー選手権大会」にも、いつくかの企業がサポートをしています。その一社にマクドナルドがあります。マクドナルドはサッカーの精神にも通じる、「相手を思いやる気持ちを育てる」という志のもと、病気と闘う子どもとその家族のための滞在施設「ドナルド・マクドナルド・ハウス」への支援活動としてチャリティイベントを大会当日に開催しています。
「ドナルド・マクドナルド・ハウス支援」詳しくはこちら>>


 サッカーはそもそも仲間の助けがあってはじめて成立するスポーツなので、相手を思いやる気持ちを育てるというところには、すごく通じるものがありますね。大会会場に来て、チャリティの精神を育めることは、子どもたちにも親御さんにとっても刺激になると思いますし、視野が広がると思います。とくに子どもの頃から、困っている人がいたら助けるという精神に気づけることは、とてもよいことだと思います。

全国大会で「ドナルド・マクドナルド・ハウス支援」のチャリティイベントを開催。会場にはドナルド・マクドナルド・ハウスアンバサダーでもある元サッカー日本代表・北澤豪氏が登場全国大会で「ドナルド・マクドナルド・ハウス支援」のチャリティイベントを開催。会場にはドナルド・マクドナルド・ハウスアンバサダーでもある元サッカー日本代表・北澤豪氏が登場

――多くの大会で、負けたらそこで挑戦は終わり、帰路につかなくてはいけません。ただ、スポーツには相手をリスペクトする精神を持って、互いの力をぶつけ合い、試合が終了したら、ともに健闘を讃え合うという側面があります。この勝ち負けだけではないスポーツのすばらしさを選手に感じてほしいという願いから、この全国大会では、ベスト8に進めなかった全40チームが出場できる準公式プログラム「マクドナルド フレンドリーカップ」が同時開催されています。このプログラムについて感じることはありますか。

 この取り組みはすごくいいですね。全国大会のような熱の入った大会では、勝敗にこだわるあまり、実力のある選手たちだけで戦いがちです。そうすると敗退が決まるまで、一度も出場機会が得られない選手が出てきます。ただこのプログラムが用意されているので、それまで出場機会のなかった子どもたちも出られると思います。これはすごく意義がありますよね。勝敗にこだわることも大事なことではありますが、とくに小学生年代は、少しでも長くプレーしたほうが、絶対に伸びると思いますし、いろんな相手と対戦することで、学べることもすごく多いので、子どもたちの将来にとっても、有益なことだと思いますね。

マクドナルドはベスト8を逃した全40チームが参加する「マクドナルド フレンドリーカップ」を開催。ドナルド・マクドナルド・ハウス支援の証でもある赤白のスマイルソックスを履いて試合をするチームもあるマクドナルドはベスト8を逃した全40チームが参加する「マクドナルド フレンドリーカップ」を開催。ドナルド・マクドナルド・ハウス支援の証でもある赤白のスマイルソックスを履いて試合をするチームもある

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