名選手が集結。世界一豪華なスポーツアワードの受賞者の顔ぶれは? (2ページ目)
そのほか、ローレウス・スポーツ・フォー・グッド部門も発表。これはローレウスのコンセプトを体現する組織や個人に贈られる賞で、今回はサッカーを通じて、ニューヨークで貧困地域出身の社会的格差に苦しむ若者の生活向上を支援する「サウス・ブロンクス・ユナイテッド」が受賞した。
サウス・ブロンクス・ユナイテッドは若者たちをストリートから社会へ導いた。左はマイケル・ジョンソン またアワード前日には、ローレウスが世界各地で行なっている社会貢献活動「ローレウス・スポーツ・フォー・グッド スケートボード・イベント」を実施。世界的なスケートボーダーのトニー・ホーク、スカイ・ブラウンらが参加し、貧困地域出身者や移民、障がい者など恵まれない子供たちにスケートボードをレクチャーした。過去20年間の活動では、スケートボードのほか、サッカー、ラグビー、バスケットボールなどのスポーツイベントを開催し、世界40カ国以上、約600万人の子供たちが参加している。
世界のトップ選手が子供たちに指導。双方の人間形成も狙いの一つ また「オリンピック・ゴールド・メダル・カンファレンス」も行なわれ、各競技の歴代金メダリストが登場。エリウド・キプチョゲ(ケニア/マラソン)、シェリーアン・フレーザープライス(ジャマイカ/陸上)、マイケル・ジョンソン(アメリカ/陸上)、エドウィン・モーゼス(アメリカ/陸上)、マーク・スピッツ(アメリカ/競泳)、ドーン・フレイザー(オーストラリア/競泳)、クリス・ホイ(イギリス/自転車)ら現役から往年の名選手まで多くのアスリートが登壇し、和やかな雰囲気の中、過去の思い出やスポーツの可能性について語った。
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