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棒術&パルクールにハマる元「テラハ」タレント・田辺莉咲子「誹謗中傷で落ち込んでも笑顔でいられるのはスポーツのおかげ」 (2ページ目)

  • 小林 悟●取材・文 text by Kobayashi Satoru
  • 是永日和●撮影 photo by Korenaga Hiyori/天野英和●動画 movie by Amano Hidekazu

【自由な表現が楽しいパルクール】

 棒術と同じくらい田辺さんが熱中しているのがパルクールだ。街中でビルとビルの間を飛び移ったり、公園の階段を駆け下り、高いところから空中で一回転して着地したり......。走る、跳ぶ、登るなどの移動動作を自由に組み合わせるフランス生まれのスポーツだ。

「きっかけはインターネットで見た動画でした。アメリカの女優、テイラー・モンセンがパパラッチから逃れるため、車を飛び越え、別の車の屋根を踏み台にしてジャンプし、高い塀によじ登るみたいな動画で、アクロバティックな動きに目を奪われました。

 かっこいい、こんなふうに私も動けたら! と『テラスハウス』に出演していた頃からパルクールジムに行って練習を続けています」

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 一見、バトントワリングからはかけ離れたスポーツに思えるが?

「共通点は、自由なパフォーマンスですね。空間を活かして好きなように身体を動かせるのが何よりの魅力。私は背が低いので、体格によって有利不利があまりないところも気に入っています。

 スポーツは、誰かと得点やタイムを競うことや大会で優勝を目指すこともモチベーションにはなります。でも、身体を活かしてどう動きたいのか、何を表現したいのか? 自分と向き合えることもまた、スポーツのすばらしさなんだと気づかされる毎日です」

 棒術とパルクールだけではなく、ボクシング、キックボクシング、スパルタンレース、卓球など田辺さんが好きなスポーツは枚挙にいとまがない。「けん玉」も好きだという。

「けん玉はパルクールと相性がいいんでしょうか、なぜかパルクールジムにはけん玉が置いてあることが多いんですよ。私的にはスポーツだと思っています。動体視力も鍛えられるし、スクワットのような要素もある。

 穴に狙いを定め、身体をどう使ったらうまくいくかを考えながら集中していると、悩んでいたことや沈んでいた気持ちもいつの間にか忘れているんです」

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