FISHBOYがイギリスでの番組出演に「本当に泣きました」 国内外での大詰めに向けCyberAgent Legitが勝負に挑む (4ページ目)

  • text by Sportiva

【プロフェッショナルの共有】

――メンバーをずっと見てきているなかで、さらにここから飛躍するために、どんなことが必要だと感じていますか。

 レジット内で環境を変えること、新しい挑戦をすることが一番いいのかなと思っています。ずっとDリーグ内にいると、価値観が固まってしまったり、インプットがなかったりするので、海外に挑戦して、外の価値観をしっかり吸収することで、新しいアウトプットが生まれると思っています。

 もうひとつは、新メンバーだと思っています。もし新しい風を吹かせてくれるようなメンバーが入ってくれたら、表現の多彩さやチームの色が変わっていきます。また新メンバーが入ることで、壁が出てきて、それを乗り越える瞬間にグッと成長できるチャンスにもなると思っています。

――レジットのなかで共有している精神はありますか。

 感謝とプロフェッショナルの定義ですね。プロフェッショナルの定義とは、自分の才能を持って社会貢献することだと、僕は思っています。自分の才能を自分のために使うのは、プロではない。ダンスでいうと、自分たちのしたい踊りをしたいようにするのはアーティストなんですね。というよりは、より多くの人たちが、感動したり、楽しんでもらったりするような作品を、僕たちの能力を持って披露する目線でレジットはいると思います。

 レジットのなかには、アーティスト精神を持っている人が何人もいるんですよ。でも、それはレジットのなかじゃなくて、違う活動でもできますよね。レジットとして活動するのであれば、レジットの時間はみんなのために使って喜んでもらうところに目線を向けようと活動しています。それが作品にも表れているのかなと思います。

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