FISHBOYがイギリスでの番組出演に「本当に泣きました」 国内外での大詰めに向けCyberAgent Legitが勝負に挑む (6ページ目)
――5月27日から6月上旬にかけて、『ブリテンズ・ゴット・タレント』の準決勝、決勝が行なわれます。どんな気持ちで臨みますか。
今は作品をつくらなきゃということくらいしか頭になくて、それ以外の感情がない。終わった瞬間に感情があふれてしまうのではないかと思っています。
でも大前提として、まずは結果を出すことだと思っています。それを生かして自分たちでどういう景色を見に行きたいのか、ちゃんと考えておくことが大事だと思っています。結果を残しただけでは何も残らないと考えています。
このようなオーディション番組は掛け算だと思っています。『ブリテンズ・ゴット・タレント』が3000だと仮定して、積み重ねたものが100ある人が出場して結果を出したら、3000×100で30万になります。でも1の人は掛け算をしても3000にしかならない。自分たちが価値を高めておいて、『ブリテンズ・ゴット・タレント』を経て、どうブーストするか、考えておかなければいけないと思っています。
――世界を視野に入れた今、今後レジットはどんなチームになっていきたいと考えていますか。
僕らはまったく見たことのないダンスをしているのかというと、そうではないと思います。ダンスジャンルはオールドスクールと言われて、1970年代、その前後に生まれたダンスがわりとメインになっているんです。ですが、それを見たことのない質の高いレベルでやっていることが、新しいんです。「そこまでの質を出せるのか」とダンスをしたことがない人にも伝わるほどの感覚を与えて、世界に衝撃をもたらしたいと思っています。
CyberAgent Legit インタビュー 地獄 「これは現実なのか」 >>
【Profile】
FISHBOY(フィッシュ・ボーイ)
1985年12月19日生まれ、山口県出身。10代前半から頭角を表し、数々の全国的なダンスコンテストで優勝を経験。20歳ころからはソロバトルでも優勝を重ねる。世界大会JUSTE DEBOUT(POP、2on2)で優勝した経験を持つ。RADIOFISHとしても活動し「PERFECT HUMAN」が大ヒット。紅白歌合戦出場を果たす。Dリーグ初年度よりCyberAgent Legitのディレクターを務める。
フォトギャラリーを見る
6 / 6