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【アジア大会】日本選手権優勝の高校生ハードラー・後藤大樹が、為末大の日本記録超えに挑む (2ページ目)

  • 折山淑美●文 text by Toshimi Oriyama

【中学までは110mハードルの選手だった】

 陸上競技を始めたのは、小学3年生の時。きっかけは地区のマラソン大会に出たことだった。

「自分はサッカーをやっていて、走るのにも自信があったので地区のマラソン大会に出たら60位台でした。『強い人がこんなにいるんだ、負けたくない』と思って、陸上を始めました」

 ハードル種目は陸上クラブのヘッドコーチに薦められて、小学5年生の頃から始めたが、千葉県四街道北中3年時には、110mハードルで全日本中学陸上優勝を果たし、国民スポーツ大会少年B(中学3年~高校1年)では、日本中学最高記録で優勝。その直後のU16大会も優勝と、主要大会で連勝した。

 進学先には「なぜかわからないけど、小学6年の頃から行きたいと思っていた」という、京都の強豪・洛南高を選んだ。

 後藤は、中学でこれだけ成績を残した110mハードルを高校でもやるだろうと考えていたが、入学早々に柴田監督から「インターハイは400mハードルでいくぞ」と言われたという。

「長い距離にも自信があったので、面白そうだなと思いました。今でもしんどい種目だと感じますが、ハードルが得意な選手もいれば、400mの走力がある選手もいる。そういうところが面白い種目だなと思います」

 6月の日本選手権では、「初出場で初優勝をしたことで、世界に向かって戦っていく選手にならなければいけない」と実感したという。400mハードルはもちろんメインで考えていきながらも、走力を上げるために、「高校生のうちは様々な種目に挑戦していきたい」と話した。

 その言葉どおり、日本選手権後から、400mハードルだけではなく、4×100mリレー、4×400mリレーなどにも挑戦をした。

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