【箱根駅伝2026】長門俊介監督が語る順天堂大のチーム作りは「学生のやりたいことを高めていく、その道を示していくことが大事」 (3ページ目)
【順天堂大らしい取り組みを心がける】
箱根で優勝するには、どうアプローチすべきか。
今大会後、その方法論について駒澤大の藤田敦史監督、中央大の藤原正和監督が「青学大のように箱根に特化すべきなのか」と難しい判断を抱えていることを吐露した。長門監督は現状、箱根における青学大との距離を感じているというが、そのアプローチについては、どう考えているのだろうか。
「たぶん、青学大には箱根で結果を出したいという学生が集まっていると思うんです。今の順天堂大は、多種多様といいますか、いろんな考え方を持った学生が多いです。それぞれ学生の思いを汲んでその道しるべをこちらが示してあげるのが、先輩方が作り上げてきた順天堂大のやり方かなと思います」
箱根に集中するといっても必ず勝てる保証はないが、毎年強いチームを作り、勝ち続けていく青学大・原晋監督については、どう見ているのだろうか。
「黒田朝日くんを始め、すごい選手をどんどん生み出すところとか、箱根やマラソンに向かう際のピーキングとか、本当にすごいなと思いますね。じゃあ、原さんと同じことをしたら、いいかというとそういうことでもないのかなと思います。
順天堂大の陸上競技部は、日の丸を背負う人材を輩出する組織だと思いますし、実業団でも結果を出したい選手も多くいます。さらにいえばうちは指導者になる人材も育てていかないといけない。そういう学生たちの思いを一つひとつ汲み取って指導していくのがうちのスタイルですし、箱根で勝つのは、そうしたことの延長線上にあるものだと考えています。もちろん、指導者として箱根で勝ちたい気持ちはあります。これまで3000m障害で、塩尻和也(富士通)、三浦にはいい景色を見させてもらったので、箱根でも同じ景色を見てみたいですよ(笑)」
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