【箱根駅伝2026】長門俊介監督が語る順天堂大のチーム作りは「学生のやりたいことを高めていく、その道を示していくことが大事」 (2ページ目)
【過去の経験を生かす】
総合3位、ゴール地点では涙ぐむ選手もいた。長門監督は、選手が本来持っている力を出してくれたことに満足感を得ていた。OBや関係者、ファンも大いに喜び、『強い順天堂大復活』に酔いしれた。ただ、浮かれてばかりはいられないという。
「98回大会で準優勝した次の99回大会は、野村優作(トヨタ自動車)、伊豫田達弥(富士通)、四釜峻祐(ロジスティード)、西澤侑真(トヨタ紡織)ら強い4年生がそろい、3年生には三浦龍司(SUBARU)もいて、優勝を狙えるチャンスでした。でも、総合5位になり、狙った結果を残せませんでした。この経験も生かして、来季は自分も学生たちも気を引き締めていかないといけないと思っています」
実際、優勝した青学大の総合タイムは10時間37分34秒、3位の順天堂大とは、10時間43分55秒で6分21秒の差がある。
「青学大には、前回2位の時も10分ぐらい差をつけられましたし、今回も6分以上ですからね(苦笑)。そこをどう詰めていくかは、これからの課題です。今回、5位以内の目標を達成できましたし、3位を経験した選手が9名残るので、次は優勝と言いたいところですが、うちはまだ優勝争いをしたことがない選手ばかり。
98回大会で準優勝した時も優勝争いができなかったですし、今回の3位も優勝争いをしての3位ではないんです。相手がこぼれてきたところを拾っての3位なので、やっぱり優勝争いをしていけるチームにしていかないといけないと思っています。
そのためには、出雲駅伝や全日本で優勝争いの経験をして、箱根に臨めるのが理想です。まずはこれまでの1年間やってきたことを振り返り、足元をすくわれないように進んでいくことが大事かなと思います」
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