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【箱根駅伝2026】箱根に向けて駒澤大は現在地を再確認 全日本大学駅伝優勝が箱根への意欲を高める追い風に (3ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi

【手ごたえをつかんで箱根駅伝へ】

 箱根に向けては、「今回の全日本とは別物のレースになると思っていますし、上り下り(への対応力)を作らないと箱根は勝てないので、そこの強化も準備をして臨みたい」と藤田監督は話す。

 青学大に敗れて2位となった前大会で、「うちは層が薄いのでギリギリですが、逆に言えば10人しっかりそろえれば戦えると思う」と話していたのとは違い、「今回出られなくて寮に残っているなかにも強い選手が何人もいる」と選手層の厚さに手応えを感じている。

 結果的に、5強と言われる大学が順当に上位を占める結果になった全日本大学駅伝だが、駒澤大にとって今回の勝利は、箱根への意欲をさらに高める強い追い風になった。

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