「打倒・駒澤」一番手へ勢いづく早稲田、クラファンは2000万円超で海外遠征へ! 箱根駅伝で「いいサプライズができたら」 (2ページ目)
●2023年の主なレース結果
<2月5日 香川丸亀国際ハーフマラソン>
伊藤大志(現3年)1時間1分50秒(17位)自己新
菖蒲敦司(現4年)1時間2分00秒(20位)自己新
このレースでは、伊藤が、東京五輪男子マラソン6位入賞の大迫傑(Nike)が持つ早稲田記録まであと3秒に迫った。スタミナ面の課題を指摘されていた菖蒲も、箱根に続いて、ロードの長い距離で結果を残した。
<2月12日 延岡西日本マラソン>
佐藤航希(現4年) 2時間11分13秒(優勝)
スタミナに定評のある佐藤が地元・宮崎で初マラソンに挑み、実業団勢をも破って優勝を果たした。
<2月19日 青梅マラソン>
伊福陽太(現3年) 1時間33分05秒(6位)
スポーツ推薦ではない、いわゆる"一般組"の伊福が学生トップの6位に入った。
<3月25日 TOKOROZAWAゲームズSpring 2023>
3000m 山口智規(現2年) 7分57秒68 自己新
悪天候のなか、オリンピアンの三浦龍司(順天堂大現4年)や注目のルーキーの吉岡大翔(順天堂大現1年)、留学生のヴィクター・キムタイ(城西大現2年)といった有力選手に競り勝ち、山口が組1着を獲得した。
<4月2日 東京六大学対校>
1500m 間瀬田純平(2年)3分43秒83(優勝)
5000m 石塚陽士(3年)13分46秒31(優勝)自己新
3000m障害 菖蒲 8分47秒38(優勝)
3000m障害 諸冨湧(3年)8分55秒37(2位)
箱根駅伝常連の法大や明大、勢いのある立教大の主力選手も出場したなか、1500m以上の距離の種目全てで優勝を勝ち取った。オープン種目でも自己記録が続出した。
安定感抜群の石塚陽士は、東京六大学対校の5000mを制するなど勝負強さも備える。10000mでは27分台に突入この記事に関連する写真を見る<4月8日 金栗記念選抜陸上>
5000m 山口 13分34秒95 自己新
5000m 伊藤 13分36秒11
山口は、3月11日の香港陸上シリーズ第2戦1500m、3月25日の3000mに続き、自己ベストをマーク。また、山口、伊藤ともに、学生トップクラスの石原翔太郎(東海大)や吉居大和(中央大)に先着。山口は、トラックシーズンを迎えて、この試合まで学生相手に負けなし。
<4月21〜23日 日本学生陸上競技個人選手権大会>
5000m 伊藤 14分3秒41(3位)
3000m障害 菖蒲 8分38秒94(優勝)大会新
菖蒲が3000m障害で連覇を果たし、今夏、中国・成都で開催されるFISUワールドユニバーシティーゲームズの日本代表に選出された。
<4月22〜23日体大長距離競技会 兼 NITTAIDAI Challenge Games>
10000m 石塚 27分58秒53 自己新
10000m 工藤慎作(1年)28分31秒87 自己新
5000m 山﨑一吹(1年)13分50秒40 自己新
5000m 間瀬田 13分55秒83 自己新
石塚が10000mで学生トップランナーの証とされる27分台に突入。また、ルーキーの工藤や山崎をはじめ、多くの選手が自己新記録をとなる好タイムをマーク。
<5月4日 ゴールデンゲームズinのべおか>
5000m 石塚 13分43秒89 自己新
石塚は積極的にレースを進めて、1カ月前に樹立した自己ベストを再び更新。
<5月11〜14日 関東学生陸上競技対校選手権大会(関東インカレ)>
1500m 柳本匡哉(4年)3分49秒68(7位)
5000m 山口 13分47秒98(3位)
5000m 伊藤 13分49秒11(5位)
10000m 石塚 28分26秒83(3位)
10000m 工藤 28分35秒76(6位)
3000m障害 菖蒲 8分44秒08(優勝)3連覇
3000m障害 諸冨 8分51秒92(6位)
菖蒲が3000m障害で3連覇を飾り、長距離のメイン種目である5000mと10000mで表彰台とダブル入賞を果たした。
3年生となり一皮剥けた活躍を見せる伊藤大志。関東インカレの5000mでは積極的なレースを見せたこの記事に関連する写真を見る<5月21日 セイコーゴールデングランプリ陸上>
3000m障害 菖蒲 8分31秒92(6位)自己新
菖蒲が国際大会で6位入賞と健闘。タイムも日本人学生歴代8位、早稲田新記録となる好記録だった。
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