NGT48の西村菜那子が挙げた「山の神」候補。独自の順位予想で「神セブン」も発表! (3ページ目)

  • 酒井政人●文 text by Sakai Masato
  • 村上庄吾●撮影 photo by Murakami Shogo

【シード権を狙えそうなのは?】

 神セブン入りは逃したが、西村さんは中央大もシード権獲得をする可能性が高いと予想している。

「中大は正直、全日本(8位)でシード権を獲得するとは思っていませんでした。でも、予選会で悔しい思いをされた三浦拓朗選手(4年)が、5区で3人抜きを演じましたね。三浦選手は駅伝に強いイメージがあるので、後輩たちにシード権を置き土産に卒業するんじゃないでしょうか。三浦選手は早大・中谷選手と仲よしみたいで、中谷選手のSNSにたびたび登場しているんです。一緒に頑張ってほしいなと思います」

 なお、中大がシード権を獲得すれば10年ぶりとなる。

 個人としては、法政大・鎌田航生(4年)の走りと"コメント"に注目しているようだ。

「鎌田選手は1年時のインタビューが噛み噛みだったんですよ。それが、前回の1区で区間賞を獲得したあとのコメントはめちゃくちゃしっかりしていて、一部ファンがザワついたんです。今年も、たくましい区間賞インタビューを聞きたいですね」

 現在24歳の西村さんにとって、箱根駅伝の出場ランナーは基本、年下になる。しかし、今回は"お兄さんランナー"の出場が有力視されており、西村さんは喜んでいる。

「駿河台大の今井隆生選手(4年)は31歳です。中学教員をやられていたんですけど、お酒を我慢して走っているそうです(笑)。また、関東学生連合の古川大晃選手(東大院D1)は26歳。九州大の大学院を経て、東大の大学院博士課程に進んで、今回メンバー入りを果たしました。私よりも年上の選手がふたりも走るかもしれません。

 選手たちにはさまざまなストーリーがあるので、みなさんも注目してもらいたいですね。もちろんレース展開も含め、今回の箱根駅伝も本当に楽しみです!」 

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