箱根駅伝・全チームの戦力分析【予選会校編】。「下剋上」はあるか? (10ページ目)
予選会を全体の1位でゴールしたパトリック・マゼンゲ・ワンブィ日本大学
石川とワンブィの快走で上位戦線へ
前回は11位でシード落ちを味わい、今季から武者由幸コーチが駅伝監督に昇格した。6月の全日本大学駅伝選考会を2位通過すると、9月の日本インカレ5000mではパトリック・マゼンゲ・ワンブィ(2年)と石川颯真(4年)がワン・ツーを飾っている。
箱根予選会はギリギリの10位で通過。全日本はワンブィが本調子でなかったものの、10位でゴールした。武者監督は2区に石川、距離が延びた4区にワンブィを理想としているが、1区石川、2区ワンブィというオーダーも構想しているという。石川は全日本1区を4位と好発進しており、ワンブィは予選会を歴代6位の58分15秒で走破している。Wエースの快走がピンクのタスキを熱くするだろう。
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