2013.05.18

【続・東京マラソンへの道】中島彩「カナダ人が教えてくれたランの魅力」

  • 中島彩●文・写真 text & photo by Nakajima Aya

カナダの大自然をバックに記念撮影。バンクーバーにまた行きたい!市民ランナー・中島彩の「続・東京マラソンへの道」

 みなさん、こんにちは! 『走るフリーアナウンサー』の中島彩です。5月5日に参加したバンクーバーマラソンについては前回のコラム(「バンクーバーマラソンは苦しさ知らず?」)で紹介しましたが、レース以外でも素晴らしい経験をしたので、今回はそれについてお伝えしたいと思います。

 今回、私はバンクーバーの街に4日間滞在したのですが、バンクーバー市民は健康志向が強いように感じました。街にはオーガニックフードのお店が立ち並び、お洒落なランニングウェアとシューズに身を包んで走っている市民の姿が数多く見受けられたからです。バンクーバーに詳しい人に聞いてみると、実は日本と同じように、カナダ・バンクーバーでもランニングブームが到来中なんだそうです。「バンクーバーの市民ランナーは、どんなランニングをしているのだろう?」と興味を持った私は、さっそく街に出て探ってみました!

 というわけで、今回のテーマは、『RUN×バンクーバーのランニングライフ』です。

☆サンドイッチを食べながらランニング?

 まず私は、バンクーバー市内の「スタンレーパーク」という、広大な自然をそのまま生かした公園に行ってみました。ランナーが多く集うランニングスポットで、東京だとジョギングコースのある代々木公園のような場所です。そこで出会ったのが、45歳の男性ランナー。身長185センチぐらいで、体重は90キロを超えていそうな体格の方でした。

 さっそく話しかけてみると、彼はランニング歴半年とのこと。走る速さは1キロ8分ぐらいの「おしゃべりできるペース」です。そして一緒に走りながら話していると、彼は急にランニングをストップ。突如、歩き始めたのです。理由を聞くと、これが彼流の練習方法なんだそうです。「半年前は1分しか走ることができなくて、1分走ったあとに1分歩きながら休んで……の繰り返し。でも、今は8分走って、8分歩くというところまできたんだ。走り始めたときのことを考えると、8分は大きな進歩だよ!」と元気よく話してくれました。走り始めた理由を聞いてみると、「健康診断で引っかかって……。痩せたいんだ!」とのこと。やはり走り始める理由は、日本の多くのランナーと一緒ですね(笑)。