2015.06.28

パラ陸上・高桑早生「社会人と選手の両立に奮闘中です」

  • 文●スポルティーバ text by Sportiva
  • 写真●五十嵐和博 photo by Igarashi Kazuhiro

盛りあげよう!東京パラリンピック2020(29)

陸上・高桑早生インタビュー Vol.1

 2012年のロンドンパラリンピックに初出場し、陸上女子100m、200m(T44/片下腿切断などのクラス)で7位入賞を果たした、高桑早生。現在23歳の彼女は、今年の春から社会人になり学生時代とは違う環境になった。2016年のリオパラリンピックでの活躍はもちろん、その先の2020年東京パラリンピックでの活躍にも期待がかかる高桑選手に、陸上競技との出会いから、現在の練習環境まで、さまざまな話をうかがった。

リオパラリンピック、東京パラリンピックでも活躍が期待される高桑早生伊藤数子氏(以下、伊藤)今年の春からエイベックスに就職されて数カ月が経ちましたが、五月病みたいに落ち込むことなどありましたか? 

高桑早生選手(以下、高桑)うーん。あまりなってないですね。同期と一緒に研修を受けましたが、仕事自体は同期と同じペースでやっているわけではないので、もしかしたら遅れてくるのかもしれないですね。4月5月気分がまだ抜けなくて(インタビューを行なったのは6月上旬)。

伊藤 やっぱりそれは、勤務している時間の長さによるのでしょうか?

高桑 そうですね。私の場合は勤務時間を考慮していただいて、競技に専念できる環境を作ってもらっているので、おそらく同期が1日で覚えることを、私は3日も4日もかけてやっている感じです。なので、早く部署の力になれるように毎日必死です。

伊藤 焦ったりはしませんか?

高桑 自分は自分のペースでやろうとは思っているんですが、そろそろ焦りを感じたほうがいいのかなとも思ってます(笑)。