ガールズケイリンのGⅠパールカップは「ピリつきが半端ない」「笑う空気じゃない」 昨年3着の竹野百香がさらなる高みに挑む (3ページ目)
着実に成長を遂げ、GⅠ常連選手となった竹野 photo by Manabu Takahashiこの記事に関連する写真を見る
【質へのフォーカスが転機に】
――昨年のパールカップで決勝まで勝ち進み3着に入れたのはそのレース勘がうまく働いたのか、それとも別の要因があったのか、どう自己分析されていますか。
実は、あの時期はいろんな原因で練習量が落ちていたんです。それまでの自分はおそらくガールズケイリン界でも一番と言えるくらい"量"をやっていたと思いますが、どうしても気持ちが向かなくなってしまって......。
なので、練習するとなったら短時間で集中してできるよう"質"重視に切り替えたタイミングで、結果的にはそれがよかったのかなという印象です。
――練習内容は具体的にどう変わったのでしょうか。
一番は、それまではかなりの回数行なっていた街道練習(※)を辞めたことですね。男子選手のGⅠだと多ければ4回も5回も踏み直しが求められるレースになるので街道練習が効果的だと思いますが、ガールズだとあっても2回の踏み直しになるので、ドカンと一発で行ける爆発力がある選手のほうが強いなと感じていたんです。なので、パールカップの前のタイミングで練習方法を変えることにしました。
※公道を走るロードワーク
――竹野選手といえば「街道」と表現して差し支えないくらい取り組まれていた印象ですが、思い切った変化が功を奏したのですね。
そうですね。実は以前から、ある程度のところで質に切り替えようと考えていました。もちろんガールズ選手でも街道練習での基礎固めは効果的ですが、私は高校から自転車競技をやってきたので、「(基礎は)十分やりきっただろう」という感覚もありました。結果的にあのタイミングでの変更は、よかったのかなと思います。
――パールカップは6月中旬の開催ですが、昨年に続いて暑くなりそうな予感です。何か対策は考えていますか。
30度を少し超えるくらいなら私はまだまだ大丈夫ですね。個人的には寒さで筋肉が固まってしまう冬のほうが苦手なイメージです。
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