ガールズケイリンのGⅠパールカップは「ピリつきが半端ない」「笑う空気じゃない」 昨年3着の竹野百香がさらなる高みに挑む (2ページ目)
昨年のパールカップ決勝。3着に入った竹野(青・4番車) photo by Photoraidこの記事に関連する写真を見る
【パールカップの舞台裏】
――最近は少し気持ちの余裕が出てきているというお話もありましたが、GⅠとなるとその空気はまた特別ですよね。
GⅠはいい意味で、"ピリつき具合"が半端ないですし、個人的にはパールカップは特にその感覚が一段と強いと感じます。パールカップは人気投票や賞金ランキングでの選抜がなく、選考期間ずっと成績がよくないと出られない(※)ので、普段から勝ちにこだわってコンスタントに成績を残している選手の集まりになるからか、空気も一味違いますね。
※ガールズケイリンのGⅠはそれぞれ選抜基準が異なる。今年のパールカップは、ガールズグランプリ2025で1位~3位となった選手のほか、東西地区別で2025年10月から2026年3月までの6カ月間の平均競走得点上位者など、計28名(東西各14名)が出場できる。
――選手同士で話す内容も変わりますか。
誰も笑うような空気じゃないですね。レース前は軽く喋って落ち着きたい選手と静かに集中したい選手とで分かれるんですが、GⅠは集中したいタイプの選手が多くてすごく静かです。
――緊張感も高まりますね。
ただ、私は周りがすごく強い選手ばかりだと逆に緊張しなくなりますね。サトミナさん(佐藤水菜/神奈川・114期)くらい強ければ、「失敗できない」とプレッシャーもあるかもしれませんが、客観的に見て私はまだそこまでの脚はないと思っていますので、GⅠは「やれるだけやって、後はなるようになる」という気持ちもあるんです。
今の実力で自分のできることをするというふうに考えていますし、それでダメだったらまた頑張るしかないですから。
――名前が出たように、今のガールズケイリンのGⅠでは佐藤水菜選手という絶対的な存在が中心になります。佐藤選手はどんなところが優れていて、どうやって対抗していくべきと考えていますか。
サトミナさんはすごく仕掛けるタイミングがうまくてレース勘もすばらしいですし、あれだけのレースができる脚もちゃんと持っているので、本当に隙がないですね。正直に言って勝ち方の想像は難しいです。
自分が唯一他の選手よりも優れていると思えるのは、レース勘だと思いますが、GⅠともなるとそれだけでは勝てないので、あとはパールカップ本番までにどれだけ脚を仕上げられるかを頑張っていくしかないですね。
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