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カーリング界の「KING」など豪華面々がフォルティウスをサポート! 日本選手権での飛躍を誓う近江谷杏菜と小野寺佳歩 (4ページ目)

  • 竹田聡一郎●取材・文 text by Takeda Soichiro

――日本選手権がまもなく開幕します。最大のライバルはやはり、3連覇を狙うロコ・ソラーレになるのでしょうか。おふたりから見た、彼女たちの強さを教えてください。

近江谷 チームとして、大きなエナジーを持っているのは強みですよね。調子がよくても、悪くても"勝つ道"を見出せるのは、経験によるものだと思います。

小野寺 私もそう思います。あのメンバーで長く続けていることでの経験値を持っていて、それぞれのことを熟知しているからこそ、コミュニケーションが密にとれて、アイスへの対応力も持っています。

――最後に、大会へ向けての意気込みをお願いします。

近江谷 こうして振り返ってみると、どうなるのかわからないまま始まったシーズンでしたが、本当にいろいろなことがあって、多くの人に支えられた時間でもありました。その分、手応えを感じているシーズンでもあるので、私たちらしいカーリングができれば、いい結果になると信じています。

小野寺 ホームである札幌での大会ですので、職場の人や友人なども見に来てくれると思います。応援の力を借りながら、見ても、やっても楽しい試合ができればと。勝ちきって、前に進みたいですね。自信を持って、大会に向かう準備はできています。

(おわり)

photo by Fujimaki Gohphoto by Fujimaki Gohこの記事に関連する写真を見る近江谷杏菜(おおみや・あんな)
1989年10月12日生まれ。北海道北見市出身。10歳でカーリングを始め、ジュニア時代から各大会で好成績を収める。2008年1月、チーム青森の正式な一員となって20歳の時に2010年バンクーバー五輪に出場。1998年長野五輪の日本代表だった父・好幸さんとの父娘での五輪出場を決めた。2014年から北海道銀行フォルティウス(当時)に加入。小野寺佳歩らとともに2度の日本選手権制覇(2015年、2021年)に貢献した。趣味は「韓国ドラマの流し見。今見ているのは『ペントハウス』です」。札幌のどうぎんカーリングスタジアム付近のお気に入りスポットは「もちろん『いわい珈琲』」。加茂川啓明電機勤務。Instagramはこちら>>

photo by Fujimaki Gohphoto by Fujimaki Gohこの記事に関連する写真を見る小野寺佳歩(おのでら・かほ
1991年11月11日生まれ。北海道北見市出身。13歳でカーリングを始め、常呂中時代には現ロコ・ソラーレの吉田知那美や鈴木夕湖らとともに各大会で活躍。2006年日本選手権では3位入賞を果たした。一方で、七種競技などでインターハイ出場を果たすなど陸上選手としても奮闘。中京大学体育学部へ進学後は陸上とカーリングを両立し、2011年に新チームとして発足した北海道銀行フォルティウス入り。2014年ソチ五輪に出場した。趣味は筋トレで「最近はお尻からハム(ストリング)にかけて鍛えています」。札幌のどうぎんカーリングスタジアム付近のお気に入りスポットは「『ひだまり 月寒店』です。チームでよくランチします」。北海道電気保安協会勤務。Instagramはこちら>>

◆撮影協力:いわい珈琲

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