2020.02.10

カーリング北澤育恵と中嶋星奈が明かす
「必勝アイテム&勝負メシ」

  • 竹田聡一郎●取材・構成 text by Takeda Soichiro
  • 藤巻 剛●撮影 photo by Fujimaki Goh

 あと、個人的には体力面も課題となりました。私はスキップなので、スイープ(の回数)は多くないんですけど、世界選手権のような過密スケジュールでは、最初に脳が疲れて、その後に体も疲れて、ショットが決まらなくなってしまって……。そういうゲームがあったので、トレーナーさんにも相談して、今季は少しだけ、ランのトレーニングを増やしました。

北澤 少しだけ? たくさん走りなよ!

中嶋 うるさい! 走ってるよ!!

中部電力のスキップを担う中嶋星奈――北澤選手から見て、中嶋選手が「疲れているな」と感じた場面はありましたか。

北澤 疲れからなのか、集中力が切れてしまうことが、時々ありましたね。少し前に投げた幅の取り方を覚えていなかったり、ショットの秒数を計り忘れたり。

――そういう時は注意したり、怒ったりするのですか。

北澤 怒ったりはしないですし、疲れている時に注意しても解決しないので、周りでフォローするようにします。

中嶋 いつもありがとうございます。

――北澤選手のフォースとしてのパフォーマンスはいかがでしたか。自己評価していただけますか。

北澤 昨季も、今季も、調子の波が激しいかもしれません。感覚をつかめている時は、いいショットが決まるんですが、つかめていないと決まらない。試合前練習から、いつも以上に緊張感を持って臨むとか、自分なりにうまくいく方法を模索中です。

――昨年出場した世界選手権において、お手本となるようなスキップとフォースの選手はいましたか。

北澤 カナダ代表はもちろんのこと、やはり決勝まで進んだスイス代表の(シルバーナ・)トリンゾーニ選手、スウェーデン代表の(アンナ・)ハッセルバーグ選手はすばらしかったです。スキップとしても、チームとしても、本当に強さを感じました。

中嶋 そう、キーショットがバンバン決まって、大事な場面では最強でした。