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カーリング娘が負けられない激突!
日本代表はLS北見か、富士急か (3ページ目)

  • 竹田聡一郎●文 text by Takeda Soichiro
  • photo by JMPA

 そんなチーム力の向上とともに、世界選手権から帰国した際にはスキップの小穴桃里(こあな・とうり)が早速、「(地元に)帰ってすぐ練習、と思っています。目の前のことを一つひとつクリアにしていきたい」と、今回の代表決定戦に向けて抱負を語るなど、トップチームとしての自覚と欲も芽生えてきた印象だ。

 小穴の言葉どおり、世界選手権後も精力的に活動。ゴールデンウィークにはホームリンクのカールプレックスフジ(山梨県山中湖村)で行なわれた大会『Fujicurl』で全勝優勝するなど、大一番に向けて順調な仕上がりを見せている。

 チーム一丸となって、再び"JAPAN"のジャージに袖を通せるのか、注目だ。

 2022年の北京五輪への選考レースは、2019-2020シーズンから本格化する。逆算すれば、来季の2018-2019シーズンのみ、各チームが結果を気にせず、強化に集中できる貴重な時期だ。

 その来季、再び世界で戦うために、LS北見と富士急が今季の締めくくりとなる"負けられない戦い"に挑む。

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◆カーリング女子、世界レベルを知った富士急は、LS北見に勝てるか?>>

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