おそるべし、馬場ふみか。
パンチとキックの基本が自然とできていた! (4ページ目)
もうひとつのパンチの種類、フックも大桑さんの指示通りにしっかりとこなしていく。
「フックは横に打つパンチですね。こぶしと肘の高さを同じにして、肘をしっかり張りましょう。体をひねって横に振ります。ストレートより打ちづらいですよね。しっかりと僕の手のひらを押し返すと、どこに力を入れるかわかってきませんか?」
「はい。体が安定してきた気がします!」
大桑さんから「しっかりあごを引くと格闘技的にはいいんです。あごに相手のパンチが入ると効いちゃいますからね。肘をしっかり上げてあごの高さくらいで打てると、自分のあごを肩で守れます」とアドバイスをもらい、そこを意識しながら何度もフックを繰り返し打っていくと、肘の角度が定まって最初より力強いパンチになった。
キックに入る前には、もう一度ケガ防止のために柔軟性を確認。「大丈夫!」の太鼓判をもらって、いざ挑戦!
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