初勝利は「韓国+北朝鮮」戦で。スマイルジャパン、次こそ爆発するか (3ページ目)
試合を終えて、あらためて惜しまれるのが浮田の欠場だ。浮田は初戦のスウェーデン戦でもゴールを決めてインパクトを残した。1月下旬にドイツとチェコを迎えて行なわれた壮行試合でも、4試合で最多の6ポイント(2得点4アシスト)を挙げるなど、攻撃力、特にゴールを期待された選手だった。山中武司監督も「日本人にないシュート力がある」と期待し、パワープレー時にはDFで起用するなど、戦術面でも重要な存在だった。
この試合の後、同グループのもう1試合が行なわれ、スウェーデンが韓国と北朝鮮の合同チーム・コリアを下したことで、日本の決勝トーナメント進出の望みは絶たれた。日本はこのあと再び中1日でコリアと五輪初勝利をかけて戦い、その後にも順位決定戦など計3試合を残している。
初勝利を挙げて、少しでも上の順位で終えることが彼女たちの次につながる。スマイルジャパンの戦いはまだ終わっていない。
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