2017.12.13

アイスホッケー女子は
「意外なメダル候補」。美しきFWが決意を語る

  • 宮崎俊哉●取材・文 text by Miyazaki Toshiya
  • たかはしじゅんいち●写真 photo by Takahashi Junichi

 今年の2月、平昌オリンピック出場を第1号として決めたアイスホッケー女子日本代表の”スマイルジャパン”。その中でも、”スマイルジャパン”らしく、愛らしい笑顔のヒロインとして注目を集めてきた足立友里恵選手に、平昌オリンピックに向けてチームの調子や目標を聞いた。

チームの雰囲気を含め、いい状態だと語る足立友里絵選手 今回、ソチ大会に続いて2大会連続出場となったスマイルジャパンだが、ここまで”挫折”を味わい、悔しさをバネにやってきたと語る。

「一番の挫折は世界最終予選の最終戦で中国に敗れ、2010年バンクーバーオリンピックに出場できなかったこと。もうひとつは、2014年ソチオリンピックで1勝もできなかったこと。ソチのときは、『世界とのレベルの差は、あと一歩。自分たちもいけるかも』と思っていましたが、差は大きかった。初めてのオリンピックで自分たちの力を出せませんでした」

 だが、足立の心は折れず、アイスホッケーにかける思いはしぼまなかった。

「世界との差を肌で感じましたが、逆に、自分たちはやればできる、追いつくと思えた。それがソチの後やめられなかった理由。そこから4年間、上を目指してやってきました」