2016.05.06

【体操】リオ代表2人目は加藤凌平。内村とともに金メダルを狙う

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi
  • 岡本範和●写真 photo by Okamoto Norikazu

 リオデジャネイロ五輪代表選考のかかる体操のNHK杯は、五輪本番を見据え、演技価値点のDスコアが6種目合計で39.4点という難しい演技構成で臨んだ内村航平が、全種目でミスのない演技を見せ、合計93.350点の高得点で8連覇を決めた。

内村航平(左)に続いてリオ五輪代表に決まった加藤凌平「自分の中ではつり輪の演技は満足できなかったけれど、この構成で試合をノーミスで通せたことはなかったので(よかった)」(内村)

 内村の完成度の高さに圧倒された大会だったが、もうひとつの注目は、昨年の世界選手権優勝でリオ五輪内定を決めていた内村に続く2枠目の代表争いだった。

 五輪本番の団体戦を戦うためには、種目ごとのスペシャリストも必要となるため、代表選手5名中3名は6月4~5日の全日本種目別選手権で決定する予定になっている。

 今大会は、4月の全日本選手権の得点と合わせた個人総合得点の合計で、内村を除く1位の選手が代表の座を手にすることになっていた。

 その戦いの有力候補は、13年世界選手権個人総合2位の加藤凌平と14年世界選手権個人総合3位の田中佑典。そこに、これまでゆかと跳馬のスペシャリストとして世界選手権に出場していた白井健三が、4月の全日本で内村に次ぐ2位になって名乗りをあげていた。