【インタビュー】美しきヒロインの素顔~守屋美穂(ボートレース)
レースを終えたばかりにもかかわらず、快く撮影に応じてくれた守屋美穂。守屋美穂(ボートレース)
結婚しても、魅力あるボートレースを続けたい
『脊山麻理子のスポーツのある風景』(11月11日配信)で紹介したボートレーサーの守屋美穂。2007年にデビューし、22走目に初勝利を飾ると、着実に結果を残して2011年にはトップのA級昇格を果たした。その後も、重量挙げ高校チャンピオンという腕っ節を生かしたアグレッシブな走りでファンを魅了。今後の活躍が期待されるスター候補生だ。
初めてボートに乗ったときは
速くて、すごい音がして「怖かった」
脊山 先ほど、レースを見させてもらいました。大激戦のレース展開にはとても興奮しました。
守屋 応援していただいていたのに、3着に終わってすみません......。途中、艇(ボート)が安定せずにバタついてしまい、自分がしっかりと乗れていれば2着はあったと思うので、とても悔しい気持ちでいっぱいです。ただ、そうした課題が見つかったのは良かったです。そこを修正して、今後に生かしていきたいと思います。
脊山 それにしても、なぜボートレーサーになろうと思ったのでしょうか?
守屋 最初はまったく興味がなかったのですが、父親に「ボートレーサーになってみたら」と勧められたのがきっかけです。すごく厳しい世界だと聞いていて、ボートレースの学校(ボートレーサー養成所『やまと学校』)にもそう簡単には入れないだろうな、と思っていたんですが、軽い気持ちで試験を受けてみたら、受かってしまって......。もう入学しないわけにはいかないだろうな、という雰囲気になって、その流れのまま今に至ります(笑)。
脊山 高校のときには、ウエイトリフティングをやっていたんですよね。
守屋 重量挙げを始めたのも、ボートレーサーになるために体を鍛えなければいけないな、と思って始めたことでした。
脊山 それが、全国大会で優勝するほどの結果を収めました。そちらの道に進む気持ちはなかったのですか?
守屋 まったく考えませんでしたね。(重量挙げを)いざ始めてみたら、結構夢中になって優勝するこができましたが、それは本当にたまたまなんです。ひとつ上の世代や下の学年はもっとレベルが高くて、その世界で通用するとは思っていませんでしたから。
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