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よくやったぞ、友野! 来季3枠キープの
神がかり的演技に宇野も感謝 (4ページ目)

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi能登直●撮影 photo by Noto Sunao

 大きなミスはなく、GOEの減点は最初の4回転サルコウ+2回転トーループの1.20点だけ。得点もSPに続いて自己最高を大幅に更新する173.50点を出し、最終的にはフリー3位になってチェンや宇野とともにスモールメダルをもらえる結果となる。最終組の転倒ラッシュがあったとはいえ、合計256.11点の5位という上々の成績で初の世界選手権を終えた。

 その友野について宇野は、「友野くんがもし11位とか10位だったら、『(4回転)ループとフリップを跳ばなければヤバい』という気持ちだったけど、あれだけの演技をして、あれだけの順位に上がってきてくれたので......。3枠に関しては僕ではなく、友野くんのおかげです」と笑顔で感謝する。

 日本男子の世界選手権3枠は、まさに友野の神がかり的な演技と宇野の執念がもぎ取ったものと言っていいだろう。

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