2018.03.26

よくやったぞ、友野! 来季3枠キープの
神がかり的演技に宇野も感謝

  • 折山淑美●取材・文 text by Oriyama Toshimi能登直●撮影 photo by Noto Sunao

 3月24日に行なわれた世界フィギュアスケート選手権ミラノ大会男子フリーは、前日の女子フリーと同じように荒れた展開となった。

 波乱の幕開けは、最終組2番滑走の宇野昌磨の演技だった。

SP5位から盛り返し、銀メダルを獲得した宇野昌磨「(4回転の)ループとフリップは練習でもあまり決まっていない。フリップは跳べるかなと思っていましたけど、跳んだ瞬間に変な方向に曲がってしまった。耐えたつもりでしたけど、ディダクション(減点)がつくジャンプになったと思います」と本人が言うように、宇野は最初の4回転ループで転倒。また、6分間練習で一度きれいに決めていた4回転フリップは、両手を後ろについて何とかこらえるジャンプになってしまった。

 その後3回転ループを決め、スピンとステップも丁寧な滑りで立て直したかに見えた。だが後半に入るとスピードが落ちてしまい、トリプルアクセルはステップアウト。さらに次の4回転トーループでも転倒してしまい、合計3回の転倒で4点減点される演技となった。

 宇野の後の選手も転倒が続いた。SP4位のボーヤン・ジン(中国)は、最初の4回転ルッツで転倒するなどミスを連発。後半には4回転トーループで2回、3回転ルッツ+2回転トーループと3回転フリップでも転倒して、合計5回の転倒で9点減点となり、フリー23位という信じられない結果に。