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本田真凜、涙のSP5位からフリーでは
ジュニア女子世界最高得点で急浮上 (3ページ目)

  • 辛仁夏●文 text by Synn Yinha photo by Noto Sunao、PHOTO KISHIMOTO

 結果は、技術点67.86点、演技構成点60.78点をマーク。合計128.64点という高得点を叩き出して自己ベストを1.77点更新した。

「昨季の世界ジュニアではノーミスの演技で自己ベストの126点台を出して、今日は1つのミスはあったんですけど、128点台が出せたので、すごく自信になりました。130点という目標も、しっかりジャンプを跳べていたら達成できていたと思います。ショート(SP)の70点という目標もできると思っているので、次の試合では200点を目標にして、今回悔しかったことをすべて(修正して)、出せるようにしたいです」

 本田の次戦は21日から行なわれるジュニアGP第5戦のスロベニア大会。この試合には、昨季のジュニアGPファイナル女王のポリーナ・ソツコワ(ロシア)と、ジュニアデビュー戦で総合2位となり、トリプルアクセル(3回転半ジャンプ)にチャレンジ中の紀平梨花が出場する。確実に表彰台に立てるかどうか分からない厳しい戦いも予想される。

「次の試合はメンバーがすごい。なので、今季初戦だったこの試合(日本大会)で優勝して楽にいこうと思っていたんですけど、もう次の試合で頑張るしかないなという気持ちです。とにかく思い切ってできたらいいなと思います」

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