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【女子プロレス】伊藤麻希にとってはイジメも「自分を引き立たせるスパイス」 アイドルをクビになって「万歳!」から始まった逆転劇 (4ページ目)

  • 大楽聡詞●取材・文 text by Satoshi Dairaku

――デビュー当初から「伊藤リスペクト軍団」を結成し、新人らしからぬ振る舞いをしていましたね。

伊藤:新人からコツコツ上がっていくなんて、私には向いていません。最初から私がリーダーでいい。カリスマ性というのは、持って生まれたものですからね(笑)。

――2017年にLinQを解雇されますが、その直後の試合で初勝利を挙げ、「クビ、万歳!」と叫びました。ネガティブをポジティブに変換するパワーはどこからくるのでしょうか?

伊藤:純粋に「ニュースのネタになるから」という計算です。私にとって、「伊藤麻希」というレスラーと「私」は別物なんです。

――矢沢永吉さんの「俺はいいけど、YAZAWAがなんて言うかな」という思考に近いですね。

伊藤:あっ、その気持ち、すごくよくわかります。「私はいいけど、プロレスラー・伊藤麻希はどうかな?」って。その視点があったから、負け続けてもクビになっても、それを自身のプロモーションとして使い続けることができたんだと思います。

(後編:伊藤麻希が語るスターダムでの野望「引退するまでに、すべての物語を完成させる」>>)

【プロフィール】

伊藤麻希(いとう・まき)

1995年7月22日生まれ、福岡県出身。2011年、アイドルグループ「LinQ」の2期生としてデビュー。「世界一かわいい」というキャラクターとSNSでの破天荒な発言で注目を集める。2016年にプロレスラーデビュー。2017年のLinQクビ以降、自らを「クビドル」と称し、逆境を糧にカリスマ性を爆発させた。2019年のアメリカ遠征を機に「ツインテールの女の子が中指を立てるスタイル」が現地ファンに熱狂的に支持され、AEWやGCWなど世界のメジャー・インディー団体で活躍。ニック・ゲージとのタッグ「Maki Death Kill」としてカルト的な人気を博し、GCWエクストリーム王座を300日以上にわたり保持した。2025年8月、東京女子プロレスを卒業し、2026年1月からスターダム所属。現在は「伊藤リスペクト軍団」を率い、世界の頂点を見据えている。

【大会情報】

ミツカン フルーティス presents ALL STAR GRAND QUEENDOM 2026

日時. 2026年4月26日(日)

会場. 神奈川・横浜アリーナ

開場. 13:40 · 本戦開始時間. 15:00

詳細は公式HPへ>>

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