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【証言・棚橋弘至】「タンクトップの場違いな奴がいる」 真壁刀義が明かす衝撃の初対面と前座で繰り広げた知られざる闘い (4ページ目)

  • 井上崇宏●取材・文
  • 市川光治(光スタジオ)●構成

── 若手はみんなそのポジションを狙っているわけですよね。

真壁 そう。そのポジションが、いかにハードルが高く、名誉なことかを知ってるから。

── 試合や練習以外、棚橋さんと普段の交流はあるんですか?

真壁 交わることは全然なかった。棚橋と試合会場や道場で会って、ニコッと「おっ、お疲れさん」って話をするようになったのは、ここ数年の話ですから。

── そうなんですか。

真壁 向こうから「おはようございます」とか挨拶された時くらいは「おぅ」って返すけど、それで終わり。

つづく>>

真壁刀義(まかべ・とうぎ)/1972年9月29日生まれ。神奈川県出身。96年2月に新日本プロレスの入門テストで合格。97年2月15日、大谷晋二郎戦でデビュー。豪快なファイトスタイルでG1 CLIMAX優勝やIWGPヘビー級王座、NEVER無差別級王座など数々の実績を残す。一方で、テレビ番組でスイーツ好きを披露し人気を獲得。プロレスの枠を超えて知名度を広げ、新日本プロレスの黄金期再興に大きく貢献した。棚橋弘至らとともに激動期を支えた"同志"として、いまなお存在感を放ち続けている

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