那須川天心、プロレスに初挑戦。清宮海斗「センス抜群。ヘビー級でも闘える」 (3ページ目)
── 40連勝もされていると、テンションやモチベーションを保つのが大変では?
那須川 僕は別に試合のために練習するわけでもなくて、トレーニングというか、格闘技自体が好きなんです。格闘技って、やればやるだけ強くなりますし。やらなきゃやらないで弱くなりますし。自分が常に強くなっているってわかるから、モチベーションは下がらないですね。とにかく強くなりたくてプロになったので、相手がどうとか関係ないです。
清宮 僕はモチベーションが下がる暇がないですね。プロレスは試合数が多いので、試合をして、その試合で「ここはこうだった」「今度はこうしよう」と思って練習したら、すぐ試せる機会が来る。そこで試して、その繰り返しですね。
那須川 年間、何試合くらいなんですか?
清宮 100くらいじゃないですかね。
那須川 うえ〜! 100!
清宮 コロナの前は、それ以上のときもありました。
那須川 マジですか! 僕もキックボクシングのなかでは多くて、マックス年間9試合くらいやってましたけど、100かあ......。ケガとかしないんですか?
清宮 小さいケガは常にあります。
那須川 そうですよね。たぶん格闘家あるあるなんですけど、ケガに鈍いんです。たとえば、ちょっと捻挫しているくらいじゃ、「大丈夫っしょ」みたいな。ちょっと手首痛いとか、全然。それで気づいたら折れてた......みたいな(笑)。結構ありますよね?
清宮 ありますねぇ。
那須川 試合の時になると、全然大丈夫。けど、終わったらめっちゃ痛い。アドレナリンですよね。試合の時って、ケガとか関係なくなりますよね?
清宮 そうですね。始まるってなったら、もう全然関係なくなりますね。
那須川 オカダ選手への対戦アピール、びっくりしました。超いいなと思いましたよ。いま24歳ですよね? 僕は22歳ですけど、若さゆえに怖いものがないというか......遠慮しない、空気読まない、みたいな(笑)。結構、言われましたか?
清宮 かなり言われましたね。
那須川 叩かれました?
清宮 叩かれたかどうかはわからないですけど、リアクションがすごい来ました。リアクションがあったほうが絶対いいですからね。あの発言はもう、自分がただ言いたくて言っちゃってるんで。
3 / 4