46歳・永田克彦が今もマットに上がる理由「レスリングに現役も引退もない」 (4ページ目)
現在指導している『レッスルウィン』でも着々と実績を重ね、毎年、全国大会で優勝者を輩出するなど、全国屈指の強豪クラブに押し上げた。
「自分のチームを持って、育てていきたいというのはもともとの夢というか、目標だったんです。それを今、自分のレスリング人生とも重ねて『オレも頑張るから、おまえも一緒に頑張ろう』と。そういうスタンスでやっていきたいんです。今でも試合に出て『頑張っているよ』という熱を子どもたちに伝えていくつもりです」
レッスルウィンの卒業生のなかには、現在、高校のレスリング部に所属し、今秋の「いきいき茨城ゆめ国体」で優勝した選手もいる。
数年後には全日本選手権のマットで、教え子と対峙する----。そんな夢のような挑戦も、永田なら実現してしまいそうだ。
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