ジュニア世界一の「女横綱」。
再び女子相撲の代表へ・野崎舞夏星 (4ページ目)
現在の目標は日本代表だが、野崎には競技者の先に見据える未来がある。
「競技者としては、立命館の4年間で引退しようと思っています。ただ、小学校1年生からずっとやってきた相撲のない生活がどういうものか、正直わからないのですが......。将来はスポーツ番組のディレクターになりたいです。自分がマイナースポーツをずっとやってきたので、競技者の気持ちがわかりますし、スポーツや、女子相撲にはこれからも何らかの形で関わりたいと思っています。
これからは、相撲がさわやかなスポーツになればいいなあと思います。特に女子相撲はみんな肝も座っているし、土俵際の攻防も面白いので、たくさんの人に見にきてほしいですね」
名前の由来は「夏の夜空にきらきら輝く星のような女性になってほしい」と母が名付けてくれたもの。その名の通り、彼女は世界一に輝いた。次はシニアの代表となり、ふたたび世界の頂きで、野崎舞夏星という名前をきらきらと輝かせてほしい。
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