人気再燃中。エース宮原健斗が語る
「全日本プロレス」の今 (6ページ目)
―― 同じメジャー団体として、新日本プロレスを超えたいという気持ちはありますか。
「心のどこかで意識はしています。あえて言わないですけど。言うと小さい男に見えるじゃないですか(笑)」
宮原のフィニッシュホールド、"シャットダウン・スープレックス"。相手の両腕を封じて投げるダルマ式ジャーマンだが、空中で一旦、静止する。一度止まって、爆発的な盛り上がりを見せる。それはまるで、全日本プロレスの未来を体現しているかのようで、胸が高鳴る。宮原健斗のハートの強さに、明るい未来を期待せずにはいられない。
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