人気再燃中。エース宮原健斗が語る
「全日本プロレス」の今 (3ページ目)
―― 潮崎選手とまた戦いたいですか。
「そのうち何かあれば、という感じですね。それより今は、自分をレベルアップしていますから」
―― 全日本プロレス、かなり盛り返してきています。
「会場の雰囲気もそうですし、2016年になって、いい波が立ち始めていると感じます。周りの声としても聞きますし。もっと大きい波を、宮原健斗が作っていきます」
―― 盛り返してきている要因はなんでしょうか。
「僕のお陰じゃないですか(笑)。いや、僕だけじゃなく、若い選手が表に出ているからというのはあると思います。若手が元気というのは、どの業界でも人が集まりやすいポイントですよね。未来を感じさせる力は、若さゆえだと思います」
―― デビュー2、3年目の選手たちが前に出ている団体は珍しいですよね。
「野村(直矢)選手、青柳(優馬)選手、ジェイク・リー選手の3人は、みんな身長が高いんですよ。ジェイク選手は192センチあります。これはプロレスラーにとって武器です。試合内容も、自分がデビューして2年目くらいのときのことを考えると素晴らしいなと思います。地方でもメインを取ったりしていますから」
―― 若手主体興行「AJ PHOENIX」も大盛況です。
「若手の3人が主役になれればいい大会だなと思います。僕はお膳立てでいいんですよね。そこだけは脇役でいいんです。普段は負けても主役で締めようとしますけど(笑)」
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