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【男子バレー】日本代表の快進撃に立ち塞がる世界のライバルたち 最注目は石川祐希や大塚達宣をよく知るベルギー人 (3ページ目)

  • 坂口功将●取材・文 text by Kosuke Sakaguchi

【高さ353cmから繰り出すアタック】

 リベロのファビオ・バラーゾやOHのマッティア・ボットロは、ウルフドッグス名古屋のヴァレリオ・バルドヴィン監督がイタリアで指導した"教え子"たちだ。バルドヴィン監督が「精密機械のようなクオリティ」と形容するバラーゾは、昨年の世界選手権でベストリベロに輝いた実績の持ち主。

 一方のボットロは身長196cmと、大型化が著しい世界のバレーボールシーンでは際立って大柄というわけではないものの、テクニックを活かしたアタックと勝負強いサーブが代名詞のアタッカーだ。ちなみにボットロは、ビーチバレーボールでジュニア時代に地域選抜大会で優勝した経歴がある。

 そして今回、来日するなかでも最も注目される存在が、ベルギーのオポジット(OP)フェレ・レッガーズ。身長203cmの体格を備え、最高到達点353cmから繰り出すアタックは代表でもクラブでも猛威を振っている。

 2023-24シーズンからイタリア・セリエAのミラノに在籍し、初年度は石川と、直近2シーズンは大塚達宣と一緒にプレーしていた。「試合のなかでメンタルが揺らぐ様子も見られますが、それでも周りとコミュニケーションを図り、なおかつ自身で乗り越えようとする強さが彼にはあります」と、大塚がクラブシーズンで語っていたレッガーズ評だ。

 世界の頂点を目指す男子日本代表の戦いはもちろんのこと、今回の大阪大会を彩る各国のトッププレーヤーたちの姿は見る者を興奮にいざなうだろう。そのなかには「世界最高峰のリーグ」を掲げる大同生命SVリーグですでにプレーする面々のほか、いずれは来日する選手もいるかもしれない。そんな味わい方も、この機会にぜひ。

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著者プロフィール

  • 坂口功将

    坂口功将 (さかぐち・こうすけ)

    1988年生まれ。兵庫県出身。関西学院大学時代に「スポーツを取材する」ことの虜になり、不動産会社を経て2016年春から日本文化出版(株)「月刊バレーボール」編集部で勤務。2023年末に独立し、バレーボールを中心に取材・執筆活動を行なう。小学生から大学生、国内外のクラブリーグにナショナルチームと幅広いカテゴリーを扱うほか、バレーボール関連の配信番組への出演やイタリア・セリエAの解説も務める。

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