【男子バレー】髙橋藍が叩き出している驚異のスコア ネーションズリーグ首位で日本ラウンド開幕 (2ページ目)
【守備的スコアもチーム内トップ】
第2週のフランスラウンドのアメリカ戦でも、髙橋の活躍は目覚ましかった。首位攻防戦となったこの試合では、2セット目にフェイクセットで2枚のブロックを引きつけ、宮浦健人に打ち抜かせている。さらに自らのレシーブから、羽ばたくようなバックアタックも。もつれたファイナルセットはなんと6得点をマークし、マッチポイント15点目は、自らが拾って豪快なバックアタックを炸裂させた。
「自分は勝負を楽しめるほうだとは思っています。緊張やプレッシャーもあるんですが、それも勝負の楽しさで、"やりたくてやっている"と考えればポジティブでいられますね。みんな、勝負はどうしても力が入るじゃないですか。だからこそ、僕はそこで"冷静に"って心がけています」
髙橋はそう言うが、勝負がかかった場面での咆哮が似合う男だ。
今回のネーションズリーグでは、叩き出している数字でも際立っている。第2週終了時点の総得点数159点は世界3位で、アタックポイントも3位、サービスエースも2位と攻撃を牽引しているが、それだけではない。ディグ本数は6位、レセプション数は10位、ブロック本数は21位と、守備的なスコアもすべて日本でトップ。まるでコートに髙橋がふたりいるかのような活躍ぶりだ。
日本ラウンドでも、自由な発想から繰り出すプレーが期待される。
「去年の代表シーズンは5年目で、"考えながらやりすぎていた"と思いました」
昨年の最後の代表戦となった世界バレーボール選手権のあと、髙橋はシーズンをそう振り返っていた。優勝候補とも言われた大会では予選リーグ敗退を喫した。捲土重来を誓っていたが、解き放たれることで真価を発揮できるはずだ。空中で止まっての招き猫ショットや背面ショットはスペクタクルだ。
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