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【女子バレー】和田由紀子が得意のサーブで強豪国を翻弄 ブラジル戦で存在感を示したサイドアタッカー三本柱 (2ページ目)

  • 坂口功将●取材・文 text by Kosuke Sakaguchi

【存在感を示したサイドアタッカー陣】

 振り返れば、第1セットは日本のミドルブロッカー(MB)へのマークが厚く、それもあってなかなかリズムを生むことができなかった。そこで第2セットからはMBをおとりに使いつつ、両サイドからの攻撃と、さらにはバックアタックも混ぜるようにした。そうして必然的に、和田の得点シーンも増えたというわけだ。

 結果的に第3、第4セットを落として勝利とはならなかったが、チーム最多21得点の石川真佑(エジザジュバシュ/トルコ)を筆頭に、16得点の和田、14得点の佐藤淑乃(ヴェロ・バレー・ミラノ/イタリア)と、サイドアタッカー陣の「三本柱」が存在感を示したブラジル戦。そのなかでアタック効果率チーム最多の数字を残した和田は、あらためて自身の役割を強調した。

「大事なポイントをしっかりと押さえたことで自分たちの得点を重ねられたのが、第2セットでした。そのなかでも私自身は、決めきらなければいけない場面で得点できたと思います。

 時には無理に打とうとせず、相手の嫌なところに返す選択もできていました。それは今日の試合(ブラジル戦)だけでなく、この大阪大会を通して意識しながらプレーしていければいいなと考えています」

 今年の最大のターゲットは、今夏のアジア選手権大会で優勝して2028年ロサンゼルスオリンピックの出場権を手にすること。だが、今回のネーションズリーグもただステップアップの場にするのではなく、チームは「優勝」を目標に掲げている。

「五輪の切符を獲るためにも、このネーションズリーグで勝ちきれるチームになることが大事だと思いますし、それはひとりの選手としても同じことが言えます。勝ちきれるプレーヤーになることを目標に、今、自分は取り組んでいます」

 そう話す和田が考える、ブラジルのような強豪を相手に勝ちきるために必要なこととは──。

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